古いアパートをリフォームする際の注意点とは|リフォームが得意な所沢の一級建築士事務所です。

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古いアパートをリフォームする際の注意点とは

質問 地元所沢でアパート経営をはじめて、今年でちょうど15年目を迎えます。
アパートを建てた当初は周りにもライバルとなる物件がなくて、建物も新しかったのですぐに部屋が埋まり、部屋が空いてもすぐに申し込みがあるという状況が続いていましたが、今では周りにもアパートやマンションが複数できて建物も古くなってきたので、年々空室問題で悩まされるようになりました。
それでも今のところは収支がマイナスになることはないのですが、この先のことも考えて、万一空室の割合が多くなって銀行への返済に困るほどの赤字になればどうしようという恐怖も沸いてきたので、思い切ってリフォームに踏み切ろうと考えています。
古いアパートをリフォームする際に注意すべきことがあれば教えて欲しいです。あと、一般的にアパートのリフォームが必要になる年数と、リフォーム以外に空室問題を解決できる方法があればそれも併せて知りたいです。
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ターゲットを明確にしてニーズに合わせることが大事です

まず、アパートのリフォームが必要になるのは、築11年目以降だとされています。物件の構造などによっても異なりますが、築10年以内の場合はほとんどリフォームのニーズはありません。
築15年目ということなら、リフォームをするタイミングと言えます。築年数が古くなればなるほど工事が大掛かりになり、工事費用も高くなってしまいます。
空室対策のために古いアパートをリフォームする場合は、かける費用に対して適切な効果を生み出せるよう準備することが大事になります。何も考えないでただ新しくしても、入居申し込みがないと意味がありません。
リフォームの方向性を決めるには、ターゲット層を明確にすることが大事になります。たとえば、ターゲットが女性で年齢層も若いなら防犯対策に力を入れて、清潔で明るい内装を心がけましょう。
ターゲットがしっかり定まっている物件は、入居者を募集する不動産会社などからしても宣伝がしやすく、入居希望者の目にもとまりやすいです。
ターゲットがアパートでの生活で求めていることをしっかり調査し住みやすさを重視して、理想に近づけられるようにリフォームすることが大切です。
古いアパートでは、共有部分の劣化が目立っている場合も多いため、その点をしっかり修繕することも空室対策には重要になります。入居者を募集する管理会社や不動産会社の見直しも、空室対策にも有効です。

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