古い家をリフォームしないでそのまま住むデメリットとは?|リフォームが得意な所沢の一級建築士事務所です。

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古い家をリフォームしないでそのまま住むデメリットとは?

質問 昨年所沢の実家で一人暮らししていた父が他界しました。
私には姉がいて、高校のときに海外留学でアメリカに行って一旦は帰国しましたが、日本の高校を卒業してまたすぐにアメリカの大学に進学し、その後は現地のアメリカ人と結婚してずっとあちらで暮らしています。
姉の旦那さんはお金持ちで、母もすでに他界していて姉は両親とはずっと離れて暮らしてきて迷惑をかけたからということで、遺産相続は放棄したので所沢の実家は私一人で相続しました。
これまで空き家にしていましたが、今度転職して家族で所沢に戻ることになり、実家で暮らそうと考えています。
実家は父がちょうど30歳のときに建てたと聞いたことがあるので、築50年近くになります。本当は全面リフォームして新しくすればよいと思うのですが、そうなると多額の費用がかかります。
必要に迫られればリフォームしますが、古い家にそのまま住むことにどんなデメリットがあるのでしょうか?リフォームすることで得られるメリットやデメリットについても教えてください。
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耐震性や強度などに不安があるのがデメリットです

古い家の場合、耐震性が低いという問題を抱えている可能性が高いです。
現在では、家を建てるときに震度6〜7程度の地震にも耐えられる家を最低基準にしていますが、古い家は旧耐震基準か、もしくは耐震基準が定められる以前に建てられた可能性が高く、大きな地震がくると倒壊してしまう恐れもあります。
現在の耐震基準を満たしていない場合は、耐震リフォームすることをおすすめします。耐震性の問題とは別に、古い家には強度の不安もあります。
構造体である木材が老朽化して、雨漏りが起きていたりカビが生えていたり、シロアリなどが発生していたりして、それが原因で突然倒壊することもあります。古い家に住むときには、専門家に家の状態を確認してもらいましょう。
古い家は断熱性に欠けることから、特に冬にはかなり冷え込むという問題も生じやすいです。すきま風が入ってくることもあるので、それを回避するための補修工事や断熱材の入れ替え工事を行うことを推奨します。
古い家をリフォームすれば、これらすべての問題を解決できます。リフォームやリノベーションすることにより資産価値を高められることもメリットといます。
古い家のリフォームには、多額の費用がかかることがデメリットです。デメリットをカバーするためにも、リフォームが必要な箇所をピンポイントで探して信頼できる業者に工事を依頼しましょう。

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