リフォームを選択するメリットは、なんといっても建て替えよりも費用を安く抑えられる可能性が高いことです。
建て替えの場合は安くても1,000万円以内に収めることは難しいですが、リフォームだと数百万円かければ思い通りの仕上がりになるケースが多いです。ただし、全面リフォームだと工費費が予想以上に高くなってしまう場合もあります。
建て替えに比べて、リフォームだと工期が短いこともメリットとして挙げられます。簡単なリフォームだと数日で終えられる場合もありますが、建て替えとなると最低でも数ヶ月の期間が必要です。
全面リフォームでも3ヶ月あればほとんどは終えられますが、建て替えだと打ち合わせから工事完了まで1年程度かかるのも珍しいことではありません。
リフォームを行うと、固定資産税の減税を受けられる可能性がある点もメリットといえます。
建て替えの場合は間取りを自由に決められますが、リフォームだと間取りに制限が出る場合が多いことがデメリットとして挙げられます。
家を支えている柱や耐震制度の要である耐力壁に関しては取り壊しができないので、それらを残したままリフォームを行わなくてはいけません。家を支える柱や耐力壁を取り壊してしまうと、家の強度が落ちて地震などで倒壊してしまう恐れがあります。
リフォームだと利用できるローンが限られてしまうこともデメリットとして挙げられます。リフォームの場合は、住宅ローンを借りられる可能性はかなり低いです。リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高く、借入期間も短いです。